■反省する材料がないと不安になる心理。

 
たとえば、あなたの車がぶつけられたとしましょう。

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慌てて車を飛び出し、車に傷がないかチェックします。
幸い、小さな凹みぐらいで、あなたも同乗者の友人にも怪我がないようです。

実際、このような現場を体験された方もいるでしょう。
注意してもらいたいのは
そんなとき、あなたの心の中には、ある気持ちがうまれています。

それは、悪いか悪くないか事実はわからないが
悪いのは私ではないと思いたいという気持ちがうまれているのです。

ぶつけられた瞬間は、私が悪いのかもと一瞬感じます。
ぶつけられたとわかったら「悪いのは、相手」という気持ちを、私たちは感じたいようです。

そこに友人が
「あなたは悪くないわよ!相手がぶつかってきたんだから」と言われれば
「だよね!!」と、ホッとした気持ちになりますよね。

私が悪いのか?それとも私は悪くないのか?
この狭間で、ぶつかった人と話し合いになることも多いでしょう。

事故ですので、保険会社に連絡をしなければいけません。
後は、保険で任せることになりました。

後々、保険やさんに聞くと、相手が6、あなたが4で、非があることがわかりました。
徐行していれば、事故が防げたようです。

私は悪くないと思いたい、でも非がないわけでもないかもしれない。
当事者ではわからないことも
第三者のプロが加わることによって相互の原因が見えてきますね。

また、原因がわかると
事故を繰り返さないよう注意が払えます。
今日はなに?
車の事故の話し・・・???と感じた人もいるかもしれませんが
感のいい人は、もうお分かりだと思います。
これは車の話しではなく、不倫問題にも同じことが言えます。

不倫をされた、事故にあったとき、私たちは、自分は悪くないと思いたいものです。
自分を守りたいがゆえに(防衛反応)
すべての罪を相手にかぶせようっとします。

しかし、人間というものは
私には罪がないと思いたい気持ちと
私にも非があるのではないかという疑いのふたつが同時に存在するのです。

特に、不倫問題で
「あなたが悪くないのよ!相手が不倫したんだからすべて悪いの!!反省するのは相手!」
と強く言われれば言われるほど
こちらが反省しなければいけないような、私にも非があるように感じる方もいます。

また逆の方もおられます。
責任はすべて自分にあると感じ、夫は何も悪くないと言われる方もおられます。

悪くないと言われると、どこか安心する私。
しかし、すべての責任が、すべて相手だとは思えない私。

ふたつの気持ちが同居するのです。
あなたは悪くないと言われるとホッとする気持ちもありますが
心の中で、「そうは思いたいけど、私にも原因があるんだと思う」、そう、感じることはないでしょうか。

また、あなたは悪くないと言われれば、
では、どうすれば、夫は私のところに帰ってくるのか途方にくれます。

そのままの私なら、夫が不倫を繰り返すように感じ不安になります。
私に何かあるから、夫は裏切った・・・
反省する材料がなければ、それはそれで不安にもなるのです。

車の事故を繰り返さないためにも、保険やさんを交え、反省しなくてもいいところは反省しない。
反省するところは、反省し改善につとめることが事故を防ぎます。

不倫問題も同じ。

夫が不倫を繰り返さないためにも、第三者を交え、反省しなくてもいいところは反省しない。
反省する点は、反省し改善につとめることが大切なのです。

あなたは悪くないという言葉は安心感をもたらしますが
同時に、ではどうすればいいんだろうという不安も感じるものです。

不倫問題は、相手が100%悪い場合もありますが
ほとんどの場合、相手にもあなたにも反省すべき点があると言ってもいいでしょう。

反省するべき点は
反省し改善をすることで、同じことを繰り返さない現実がうまれるのです。
 
 

 
 
 


■無意識に圧力をかける夫、なにも言えなくなるあなた・・・

 
たとえば、たとえばの話しですよ。
あなたは、結婚前より20キロ太ったとしましょう。

架空とはいえ、実際その通り。。。なんて方もおられるかもしれませんね。
その辺りにはふれないで話しを進めましょう(笑)
 
 
あなたは、少しずつ太ってきた自分の体系を気にしはじめます。

あるとき、夫に、「ちょっと太ってきたかも、大丈夫かなぁ?」と聞くと夫は、「大丈夫だよ!太っているようには見えないよ!」と言います。(夫は、怒りをぶつけたいのですが、感情を抑えています)

夫の一言で安心しますが、時間とともにエスカレートちょっとやばいなぁという体系になってきました。

また夫に、「あなたって太った女性、嫌だよね?」と聞くと、夫は、「嫌、やせているよりもぽっちゃりのが好きだよ」と笑っています。(笑っていますが、本当は太ったことに怒りを感じています)

しかし、あなたが、「前着ていた服がきれなくなった」と言った瞬間、「お前、ええかげんにしろ!!」夫が、何十年も抑えてきた怒りを、一気に奥様にぶつけました。

奥様も、「嫌ならなんで最初のとき言ってくれなかったの!」と怒りをぶつけますが、夫は夫で、「そんなこと言ったら、お前逆ギレするだろう!」と言うのです。

ここまでは、よくあるパターンですよね。
だが、しかし、ここからが違うのです。

何度か言い争いにはなりましたが、太った私を、夫は嫌っているという事実を知ってから、奥様は、もとの体系に戻るようにダイエットをはじめました。

奥様は、こう言うのです。

あの時、夫が怒ってくれなかったら、私は自分に弱くあのまま太ってたでしょうね。それよりも、夫が、私に本当のことを言えない関係をつくっていたことや、夫を、我慢させていた自分の存在にも気づきました。

と言うのです。

こんな話しを聞いてどう思います?

こんなうまい話しはない!と思われるかもしれませんが、これは実際にあったカウンセリングでの話しです。(ご本人の許可をいただき掲載しています。)

この方のように、うまくいけばいいのですが、よくあるパターンは、嫌なら最初に言え!と奥様。
そんなこと言えるか!と怒りで怒りを返し、「今だから言うけどな・・・」と、話していた内容はもちろんですが、過去に抑えてきた怒りの出来事をほじくるのです。

見に覚えある方もおられるでしょう。

言われた方は、なんで今このタイミングなの?過去のことまで言うか!!その時に言ってくれればいいのに!と思うでしょうが、怒りをぶつけている方は、この怒りをつかっていうことしかできないようです。

「ごめん!この怒りをつかってしか言えないから言うけどさ、あの時も実は怒ってたんだよね!この怒りをずっと抑えてきたから、ここいらで、言わせてくれない?」と言っているかのようです。

言える人ならその場でいうか、少し時間が経ってからでも言いますよね。

言えないというのは、普段から抑圧しているパターンが習慣化されているか
言えない夫婦関係・男女関係になっているかのどちらかです。

こうやってケンカができるうちはいいのですが、中には、感情を抑圧している自分に気づかずに、無力感・無関心になる人もいます。

こうなれば、あなたには何も期待しない変わりに、私にも期待しないでほしい。ふたりの関係は何もない、ただ同居している関係。

楽しいこともなければ、悲しいこともない関係になりかねません!

感情を素直に言える関係でいられていますか。
また、本音が言えない圧力をパートナーにかけていないでしょうか。かけられていないでしょうか。

ケンカばかりも嫌ですが、ケンカから、抑圧された感情をお互い吐き出せるなら、それはそれで良いことです。

しかし、先ほどのカウンセリングの事例のように、ケンカをした後、しっかり事実を見極め、関係を見なすきっかけにしてほしいと思います。
 
 
不倫関係で悩んでおられる方は、夫が圧力をかけているケースが非常に多いです。

圧力をかけられて何も言えない状況から、少しずつあなたの気持ちが言える関係になれれば、ふたり厚い壁も少しずつ崩れていくこともあります。

伝えたい本当の気持ちは、ふたりの壁を溶かしことができる唯一の道具なのです。
 
 

 
 
 


■お金の利子は嬉しいけど、感情の利子は悲劇をまねくことも

 
お金を貯めると利子がつきますが、感情にも利子がつくって知ってましたか?

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お金の利子は、嬉しいものですが
感情の利子はあまり喜ばしいものではないことが多いようです。
たとえば、感情の利子が高ければ
夫婦喧嘩が喧嘩で終わらず、「別れる、別れない」まで、発展することがあります。

仕事の場合でも
謝ればすむことが「辞める、辞めない」まで発展する。

また子どもの場合
感情の利子が大きければ大きいほど
いきなり家出をしたり、突拍子もない行動にでることがあります。
 
 
仮に、あなたの感情の利子が高ければ
あなたも不倫にはしる可能性がないとは言えませんし、
感情の利子を相手にぶつけ、相手は逃げ出す(不倫)こともあるようです。

不倫に発展する関係は
どうも感情の利子がたまっていることが、関係しているのではないかと検証しています。

お金を貯金する利子は嬉しいものですが
感情の利子はたまれば、たまるほど、大きな利子となって悲劇をうむことがあります。
 
 
経済のためにも、お金も溜め込まずに
ほどほどに使うことがよいとされていますが
お金も感情も溜め込まず、ほどほどで解放してあげることが、心の健康にもいいですよね。

この事からも、私や私以外のカウンセラーの方が、悩んでいるときは、解決するしない別として、まず信頼できる誰からに話しをしてください。と伝えているんですね。
 
 

 
 
 


■反省しているように見えた夫が、離婚・別居を言い出した

 
不倫問題・夫婦改善カウンセラー いとうゆうじです。

不倫相手と縁をきり、反省していたかと思っていたら、離婚してほしいと言われた。
少しの間、別居してほしいと言ってくる。

反省しているかのように見えた夫が
離婚・別居を言い出した・・・というご相談もあります。

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された側は、不倫された事実を受けとめる心の準備もないまま
離婚や別居と言われれば、尚更、整理ができなくなり
パニックになります。

これから前向きにふたりで考えようっと
思っていただけだけに、ショックは大きいものです。

何をどうしたらいいのかわからないがとにかく
離婚は避けたい!別居しないように、夫を引き止めたくなるでしょう。
 
 
しかし、引き止める行為が、選択をはやめる結果になりやすいようです。
 
 
どうしても感情的になってしまう状況なので
感情的は判断は、仕方がないと言えば仕方ないことなんですが
ここでの感情的判断は、危険です!

あなたがぶつける感情を、夫は受けとめられないようです。
受け止めらないからこそ夫は逃げたくなり、離婚や別居を急ぐカタチにもなるようです。
感情をぶつけることは、大切な時期がありますが
このような状況の場合は危険です。

それにあなたの感情を受けとめられないのは
なにもこのような状況だからとは言えないこともあるようです。
 
 
夫から
「その態度が嫌だから、不倫をしたんだよ!」
「だから一緒に居られない」
という発言がある場合、もしかすると、これまでの日常生活から
抑えられない感情があなたにあり
抑えられない感情つくりだした、夫婦関係になっていたのかもしれませんね。
 
 
夫にも反省すべき点はありますが
この機会に、なぜこのような状況になったのか見つめ直してみる時間にしてください。

「離婚を考えていることはわかりました。私にも少し考える時間をください」
と、夫に告げ、考える時間をとってみましょう。
考える時間は、夫もあなたも冷静に考える
貴重な時間です。
 
 
離婚を決めていれば、状況を変えることは難しいかもしれませんが
迷っているうちは、早めの対応が望まれます。
 
 

 
 
 


■解決するまでには時間のかかる不倫問題 それを支える力

 

不倫問題・夫婦改善カウンセラー いとうゆうじです。

不倫相手と縁をきり、夫婦関係がよくなったケース
離婚を考えているが、離婚をとどまり、関係がよくなったケース

これまでのご相談を伺って
夫婦関係がよくなったケースをよ~く見てみると
ある共通点があるんですね。

それは、
悩んでいるとき、誰かの支えがあることが多いようです。

誰かの支えとは、何かをしてもらったという存在ではなく
ただ一緒に生活する子どもの姿であったり

信頼関係があるからこそ、時にきつくアドバイスしてくれる
両親、兄弟、姉妹、の存在であったり。

何かあったらいつでも電話してね!と言ってくれる
友人の存在という人もいるでしょう。

また、私たちカウンセラーという存在もそのひとりかもしれません。

とくに不倫や離婚といった悩みは
深刻で、すぐに解決する問題ではありません。

時間がかかる分
あなたは寂しさで前が向けないときもあります。
こんな状況をつくったのは
私の責任だと、自責の念に囚われてしまうこともあります。

ネガティブな感情に襲われることがあります。

そんなとき、誰かの支えがあることで
不安は解消されないにしても、安心感を感じ、また悩みに向き合っていけますね。

ただそこにいる存在。
厳しくもある存在。
いつでも聞いてくれる存在。

心の安定にもつながり
また、感情的に判断することなく冷静に考えられ
その人のためにも、あなたは幸せになろうっとする力にもなりますよね。

私もカウンセラーとして、苦しいときはゆっくり話しを聞き、
どうしたらいいんだろうと思えたとき
お客様と一緒に解決を考える存在でいたいと思います。

誰かの何かの支えになれたら幸いです。